2017 HESS 特別講演会 プログラム

 
「水素エネルギーの現状と展望 〜水素エネルギーに取り組む国内外の大学、機関から〜」

開会挨拶 13:15〜13:25
 「水素エネルギー協会(HESS)および国際水素技術会議(WHTC)2019」について 」 
 
東京農工大学 名誉教授 亀山 秀雄 氏

講演T 13:25〜13:55
 「水素社会の実現に向けた戦略と課題」 
  経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 
  新エネルギーシステム課/水素・燃料電池戦略室 課長補佐 川村 伸弥 氏
水素社会の実現に向けて、定置用燃料電池、FCVの普及拡大をはじめ、大規模な水素供給システム、さらにはトータルでのCO2フリー水素供給システムの確立を目指し、「水素基本戦略」、さらには「水素・燃料電池戦略ロードマップ」で定めた各フェーズにおける取組状況、課題及び今後の展望について、行政という立場から紹介する。

講演U 13:55〜14:35

 「スペインにおける大規模CO
フリー水素エネルギー量産化への取組」
  スペイン国家水素センター オープンイノベーション部門 リーダー カルロス フエス ゲラ 氏
  スペイン大使館 経済商務部 投資・産業協力担当アナリスト 内田瑞子 氏

再生可能エネルギー大国として知られるスペインでは現在、太陽光を活用した大規模な「CO
2フリー水素」製造プラントを建設中(2018年半ば稼動予定)で、2020年以降10MW〜100MW級の電力を投入した量産化プラントの稼動を目指しています。今回は、水素製造・輸送・貯蔵までの水素サプライチェーンから利活用に至るまでスペインの取組みを紹介します。

講演V 14:35〜15:05
 「首都大学東京水素エネルギー社会構築推進研究センターにおける水素エネルギーに関する取り組み」
  首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 分子応用化学 教授 宍戸 哲也 氏

水素エネルギーを中軸とする低炭素社会の実現に向け、首都大学東京に水素エネルギー社会構築推進研究センターが設置された。本センターは,水素エネルギーの高効率利用、水素サプライチェーンの開発、水素エネルギーを利用したインフラの整備等を対象としており、化学のみならず、建築や土木、機械工学の研究者も参画し、幅広い視点から水素エネルギーを中軸とする低炭素社会の実現に取り組んでいる。本講演では、センターの活動ならびに共同研究の事例について紹介する。

(15:05〜15:20 休憩)

講演W 15:20〜15:50
 「山梨大学における山梨県と連携した水素・燃料電池に関する取り組み」
  山梨大学 燃料電池ナノ材料研究センター長 飯山 明裕 氏

山梨大学の水素・燃料電池に関するこれまでの自動車や定置用の研究成果をシーズとして、山梨県と連携して水素・燃料電池に関する新たな産業を創造する取り組みを進めている。企業技術者による燃料電池スタックの設計試作や製品開発人材養成講座の開講などにより、企業の新産業への参入を促進している。平成29年度文部科学省『地域イノベーション・エコシステム形成事業』の採択を受け、さらに取り組みを促進したところであり、現状と展望を紹介する。

講演X 15:50〜16:20
  「FCDICのご紹介および最近の燃料電池技術の動向(仮)」
  (一社)燃料電池開発情報センター(FCDIC) 常任理事 吉武 優 氏
FCDICは燃料電池の実用化・普及に資する情報を発信する機関として1986年に設立され、機関誌「燃料電池」の発行、燃料電池シンポジウムやセミナー・研究会(見学会、講演会)の開催などを行って来ました。当日は、当センターの最近の活動概要、並びに内外の燃料電池の開発状況について当センターの活動を踏まえてのご報告をさせて頂きます。

講演Y 16:20〜16:50
 「産総研の水素エネルギー技術に関する取組み」
  (国研)産業技術総合研究所 創エネルギー研究部門 主任研究員 榊 浩司 氏
産業技術総合研究所では水素製造技術である人工光合成や化石資源のガス化技術、貯蔵技術である水素・エネルギーキャリア用触媒の開発、高圧水素用材料評価や水素吸蔵合金の開発、利用技術である燃料電池やアンモニア燃焼、さらには、一連のシステム技術や安全性、ライフサイクル分析、リスク評価と多岐にわたる研究を遂行中である。当日は創エネルギー研究部門で実施している研究を中心に紹介するとともに、講演者が担当している水素吸蔵合金の研究についても紹介する。

閉会挨拶 16:50 (一社)水素エネルギー協会 会長 西宮 伸幸 氏

(講演時間には質疑応答時間を含みます)


日時:2018年3月1日(木) 
会場:日本大学 本部講堂(市ヶ谷)