第37回HESS大会 特別講演
                              タワーホール船堀 小ホール
2017年12月4日(月)、5日(火) ※講演日調整中

   
「大規模水素貯蔵輸送技術と展望」
    千代田化工建設(株) 技術開発ユニット兼水素チェーン事業推進ユニット
    技師長 岡田佳巳 氏 

 当社では水素の大規模貯蔵輸送技術としてSPERA水素システムの開発を完了し、 2020年に東南アジアから東京湾岸に少量であるが水素を実際に輸送して利用する実証プロジェクトを遂行しているほか、水素ステーションやPower to Gasを目指した風力/電解/SPERA水素システムの開発を進めている。本講演では、これらの開発状況とともに将来の展望について述べる。

   
「アンモニアの水素キャリアとしての利用と燃料電池への展開」
    京都大学 工学研究科 教授 江口 浩一 氏

 アンモニアは肥料、化学原料として大量に使用されているが、近年、水素キャリアや燃料としての利用が注目されている。アンモニアを燃料とした固体酸化物形燃料電池(SOFC)による発電とそれに関連したアンモニア分解触媒材料の開発について報告する。アンモニアをSOFCスタックに直接供給することによって、燃料極上でアンモニアの分解が進行し、数100 Wの発電が高い発電効率で行えることが明らかになった。

   
「川崎重工における水素ガスタービンの開発」
    川崎重工業(株) 工技術開発本部 技術研究所 熱システム研究部
    基幹職 堀川敦史 氏

 川崎重工が取り組むCO2フリー水素エネルギーサプライチェーンの構築に向けた各種の水素関連技術開発の紹介とその中の水素利用技術にあたる水素ガスタービンの開発状況について紹介する。ガスタービンで水素を利用する際の課題や課題解決に向けた天然ガスと水素の混焼,水素専焼の技術について紹介する。

(講演時間は質疑応答の時間を含みます)。